「兼ねる」という豊かさ
7月19日
読了時間: 2分
更新日:7月21日
先日、平屋の住まいが無事に上棟を迎えました。
こちらは、ご実家の隣に建てられる若いご夫婦の住まいでして、
今ある環境を最大限活かしながら暮らすという選択をされました。
LDKと寝室、水まわりを中心としたコンパクトな平屋。
子ども部屋は、将来的にご実家2階の空いているお部屋を活用するという考え方です。

リビングに繋がる和室と寝室を兼ねる。
ご実家の部屋を子ども部屋として兼ねる。
庭や駐車場を共有し、時には食事も一緒に楽しむ。
程よい距離感の中で、必要なものを"新しく増やす"のではなく、
今あるものを活かしながら暮らす。
そんな「兼ねる」という考え方が、この住まいにはあります。
建物はコンパクトですが、敷地全体、ご家族全体で考えると、暮らしは決して小さくないんですね。

建築費や物価が上がり続ける昨今。
「広さ」を求めることだけが正解ではなくなってきました。
そもそも、住まいの豊かさは床面積だけでは決して測れません。
必要なものを見極め、暮らしを兼ねるということ。
この考え方は、合理的でありながら、家族とのつながりも深めてくれる住まい方だと思います。
私共は、単に面積を小さくすることを目的にはしていません。
そのご家族にとって、本当に必要な豊かさとは何か。
それを一緒に考えながら住まいをご提案しています。



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