Blog

祖父母から受け継ぐ住まいに手を入れて

現在工事が進捗中の海南市の住まいにて、2階個室のDIY作業を施主様と共に行っています。




こちらの住まいの変遷を伺うと、当初あった平屋古民家に繫がるように西側に2階建て鉄骨造を増築、その後、古民家の形状に合わせて東側に台所を、北側に水廻りを増築。

そして、同じ敷地内に別棟として2階建て住まいをご両親が新築し、この度、息子さんご夫婦が古民家を改修するということで、持続的に住まいが受け継がれています。

本来なら、住まいはこのように柔らかな発想の中で変遷を遂げて行くものだと思うですが、昨今の住宅事情だと構造や設備面、敷地の制約などから難しい側面があり、かつ「長期的に優良な住まい」といわれるものが動かす事が出来ない、新築時の状態をいかに保つか、といった物差しでしか考えられていない事に個人的には疑問を持っていて、その辺りは今後も考え続けたい点です。


さて、今回DIYを行う個室は、鉄骨2階部分の元和室で、プリント合板の天井を白く塗り、壁はくすんだ青色に左官で仕上げていきます。ご夫婦共にこのような作業は初めてという事で、作業手順などは最初こそ実演させて頂きましたが、進めていくとスイスイと楽しそうにされてました。


まだ完成までは大変な所もあるかとは思うのですが、やはり少しでも自分達で手を加えると思いが入るものでして、長く愛着を持って、そして持続的に住んでもらえたら嬉しいです。