古民家改修にておいて、南側和室は親族の集いの場(ハレの場)として、設えそのままに使いたい。
というご要望は、特にご自宅の改修を検討されている方に多いのではないでしょうか。
そうなると必然的に釜戸や水廻りがあった北側にリビングを設ける事になるのですが、そこは増築部分や隣家と重なることで閉塞的になりがちで、いかに建築的に解決するか悩みどころです。
そこで現在工事中の下津の民家では、下屋部分に3連窓のトップライトを設けました。
壁面窓に比べて3倍の採光効果と共に、建て込んだ中でも空とつながる開放感が得られます。
夏場の直射日光には注意が必要ですが、適切な日射遮蔽を効果的に用いる事が快適に過ごすポイントとなります。
連窓による難しい雨仕舞いもありましたが、とても綺麗に納めて頂きました。
と同時に雨漏りが怪しい箇所の補修も併行して、、、
今の時期、屋根上の作業は本当に過酷な中、いつもありがとうございます。
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