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あるものを活かし継承する

和歌山市内にて進めておりました古民家リノベーションがおおよそカタチになってきました。

こちらは古民家を再生した上で販売するという、現時点では施主のいない中で計画を進める特殊な条件がありました。

ですのでどういった暮らしがこの場に合うか、工事コストは適切かどうか等、あらゆる面でバランス感覚が求められましたが、そんな中でも特に大事にしたのが“建物との対話”でした。



■和歌山市西の古民家 BEFORE



​■再利用した古建具 丁寧な仕事が垣間見える



目指したのは単に古さをなぞり新しくするのではなく、この建物(環境)に溶け込みながら、以前からそうだったようだけど決してそうではないようなこと。



■AFTER ダイニングスペース



例えるならば、待合室の座り心地の良い椅子が実はイームズ夫妻が手掛けたものだったり。 日常に寄り添い溶け込みながらも、確かなデザインの力による飛躍があります。 ​ そんな何気ない変化が、心地良さとして住まい手に伝われば良いなと。 手探りの中、日々考えながら手掛けさせて頂きました。



■客間



■ミシン台​をリメイクした洗面台



まだ外構など残工事が進捗中なのですが、こちらの全貌については6月中旬→下旬にて只今調整中、を目途に施工例見学会にてご覧頂く機会を設けれたらと思っております。