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転用の作法

先日行われたとあるイベントで、以前から気になっていたボールペンを手に入れました。

御坊市名産の「黒竹」が使われていて、プロダクトとして面白いなぁ~と気になっていたのです。


瀬戸家住宅

黒竹のボールペン


特に気に入っている点が握ったときの手のフィット感◎

節の形状、曲げにも強い構造、適度な重量、正円ではない自然の造形と質感、

この穴に芯を通せばもしかして・・・

という発想はある種の発明で、リノベーションにも通ずるものを感じます。


もちろん書き心地も抜群です◎



黒竹のボールペン


こういった“事物の転用”において、自然になるほどなぁ~といった具合が腑に落ちるといいますか、

いくつかの可能性の中から、適切に特徴を生かした転用手法に面白みを感じます。


その閃きって、とっても価値があると思うのです。



そういえば、思い入れのある欄間をどうにか活用できないかな?というご相談を頂き、

妻が考えたアイデアが、打ち合わせで皆が面白そう~となりました。

どのようになるのかは、、、乞うご期待ください!


実は、同じプロジェクト内で黒竹も登場する予定でして、そちらもすごく楽しみです◎


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