Blog

師走といえば現地調査

「そういえば昨年は雪がチラついてましたね」などと会話しながら、昨年と同時期に現地調査を行いました。

一軒目は和歌山市の古民家。

調査は屋根や床下、そして各部材の寸法まで多岐に渡り、その痕跡から当時の職方の意図を解釈しながら進めていきます。





内部には人が立てる程の厨子(小屋裏収納)があり、立体的な住まいづくりが出来るのではと思案中です。

二軒目は紀の川市の民家。

昭和中頃に入ってきますと布基礎が登場し、その上に民家が建てられるようになっています。

ただ、この頃の建物は構法が確立されるまでの過渡期にあたるため、基礎との緊結金物など補強計画が必要となります。





装飾瓦や15m以上ある一本ものの軒桁、3m以上の天井高の和室は圧巻でした。

共に耐震補強を行いながらの計画のため、間取りだけでなく総合的な判断が必要となり、

じっくり腰を据えて取り組みたいと思います。