耐震補強を含めた古民家リノベーションの計画が続いております。
こちらは海南市にあります朱色の天井がどことなく懐かしく感じる古民家。
補強計画は古民家に適した限界耐力計算を元に行うため、1つ1つの部材のサイズ、材質、腐食が無いか等、床下、天井裏など隅々まで調査を行います。
リノベーション後はリビングになる予定の和室
増築部分の継ぎ目を大工さんと共に確認
特に古民家の場合は、経年変化も含めて“型に当てはまらない”ことが多々あるため、事前調査においても見えない部分は部分的に解体を行わないと難しいこともあり、リノベーションの際に併せて行うケースが多いです。
その後の別件での打ち合わせの際には「何があったんですか?」とお声掛け頂く程、積年の埃との格闘となりました。
年末までにもう1案件の詳細調査と、まさに「師走」な年の瀬となりそうです。
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