和歌山の粉河駅近くにあるhajime cafeをふらりと訪ねました。
そこは築100年の古民家を保存、再生し、cafeを併設した地域の方々の集いの場となっています。
建物は時代の転換期である大正時代に建築された和洋折衷様式が印象的で、至る所に“粋”を感じます。
特に和と洋、その接続点(継ぎ目)に目を奪われました。
■傘天井のある客間
■丸窓と装飾手摺のあるホール
古くから続く民家という形式に洋風的要素(異物)を挿入し融合するという発想力、そして、全体として違和感なく調和をとる事は、現代の設計デザインにおいても相通ずるものを感じました。
もちろんカフェも居心地が良く、もう少しゆっくりしたいなと思う素敵な所でした。
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