建築業界では職人の高齢化に伴う技術の継承は以前より重要な問題でして、
特にリノベーションでは、過去を当然知った上での作業となる訳ですから、
一般的な新築とは異なる難しさがあります。
それ故に、奥深い面白さがあるのが魅力でもあります。
そういった技術の継承を伴う“代替わり”は様々な業種で求められていると思いますが、
先日、その瞬間に立ち会いました。
写真は、現在工事が進んでおります和歌山市新庄の住まいにて地鎮祭が行われた際の一コマ。
鮮やかな衣装の神主さんが二人いらっしゃいます。
今回が最後の方と、初めての方。
儀式の中では言葉にならないものも、次世代へ伝えたいという思いを感じました。
そして、同時に新たな第一歩に立ち会い、
私も建築に真摯に向き合う姿勢を改めて教えて貰ったように感じました。
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