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ストック活用へ向けての法改正

車の免許更新のように、建築士も3年に1度の定期講習が義務づけられていまして、先日受けてきました。


丸一日の講習を受けてから試験があったりと正直・・・汗。

なのですが今年は少し前向きになれました。

理由としては、既存建築ストックの利活用の障壁となっていた様々な規定が、合理的判断によって緩和されたこと。

例えば、既存不適格建築物に対して増築する際、今までは必ず既存建物も現行規定に適合されなければならなかったのですが、一定範囲内の増築等については既存不適格のままで大丈夫と、制限の緩和が設けられました。

というのは、全国空き家率13.6%、空き家予備軍を入れると25.2%(地方都市だと更に高いです)あり、

環境的負荷低減など踏まえても、既存建築ストックをもっと活用しようという流れができつつあるからです。



スクラップ&ビルドを前提とした規定から、現状を踏まえた適材適所で合理的な判断へ。


私としては、やっと時代が追いついてきてくれたかなというのが正直な感想ですが、それと同時に、「利用の構想力」をささえる専門家として、優しく背中を押してもらえたような気持ちになりました。